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糖尿病と足(足切断)の関係① ~足が冷えるときは要注意~

寒くなってきましたね。

こんな時は暖房器具やカイロ・湯たんぽで足を温める方もいらっしゃると思いますが、ちょっとその前に確認を。

 

糖尿病患者さんで足に神経障害の合併症が出ている方は、この時期 やけど(低温やけど)にご注意!!

「足のしびれとかなかけん大丈夫よ!」

とおっしゃる方もいらっしゃいますが、実は糖尿病神経障害をお持ちの方でも約半分の方は症状がありません。

そして、知らないうちに足の裏にカイロや湯たんぽを付けたまま寝てしまうと・・・・。足にやけど(低温やけど)を生じてしまっている方がいらっしゃいます。でも、それでも神経障害の為に痛みの感覚が落ちてしまって気付かないこともあります。

そうなると傷口からばい菌が入り、足が大変なことに。気付いて急いで病院にいったら、「足の切断しかありません。」と先生から説明受けました。という事は実際にある話です。

 

まずは足に神経障害があるかどうか、診察で確かめてもらって下さい。

神経障害があるのであれば、足に直接 暖房器具やカイロ・湯たんぽはつけないでください。

寝るときにどうしても足が冷たくて、湯たんぽを使用される場合は、寝る前に布団の中に湯たんぽを入れておき、先に温めて、寝るときには湯たんぽは出して寝るように心がけてください。

朝、布団から出たくない日が続きますが、風邪などひかぬようご自愛ください!!

 

 

 

2018年12月07日