DHAは体に悪い? 心血管疾患リスクとオメガ3脂肪酸に関する最新知見
「体に良い油」として知られるオメガ3脂肪酸は最近ご存じの方も多いでしょう。
その代表格であるEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)は、中性脂肪を下げる薬としても存在し、心筋梗塞や脳卒中といった心血管疾患(CVD)のリスクを低減する効果が期待されてきました。
しかし、近年の大規模な臨床研究により、この二つのオメガ3脂肪酸が、心血管疾患の予防効果という点において、全く異なる働きをする可能性が明らかになってきました。
本日は、この分野の研究結果の論文を比べてみます。
光と影を分けた、二つの大規模臨床試験
出典:Bhatt DL et al. Cardiovascular Risk Reduction with Icosapent Ethyl for Hypertriglyceridemia. N Engl J Med . 2019;380(1):11–22.
【光】REDUCE-IT試験:EPA単独療法の成功
2019年に発表された「REDUCE-IT」試験は、医学界に大きな衝撃を与えました。この研究では、心血管疾患のリスクが高い患者さん(すでにスタチンという薬を服用中)を対象に、高純度のEPAのみを含む製剤(イコサペント酸エチル)を1日4g投与しました。
その結果、EPAを服用したグループは、偽薬(プラセボ)を服用したグループに比べて、心筋梗塞や脳卒中などの主要な心血管イベントの発生リスクが25%も有意に減少 しました。これは極めて大きな効果であり、この結果に基づき、米国糖尿病学会(ADA)や米国臨床内分泌学会(AACE)などの主要な国際学会は、特定の高リスク患者さんに対する高純度EPA製剤の使用を推奨するようになりました。
出典:Nicholls SJ et al. Effect of High-Dose Omega-3 Fatty Acids vs Corn Oil on Major Adverse Cardiovascular Events (STRENGTH Trial). JAMA . 2020;324(22):2268–2280.
【影】STRENGTH試験:EPA・DHA合剤の挑戦と期待外れの結果
REDUCE-IT試験の成功を受け、次に注目されたのが「STRENGTH」試験です。この研究では、EPAとDHAの両方を含む合剤を用いて、同様の患者さんで心血管イベントの抑制効果が検証されました。
しかし、結果は期待されたものとは異なりました。EPA・DHA合剤は、偽薬(プラセボ)と比較して、心血管イベントのリスクを全く減らすことができず、有効性が見られないとして試験は早期に中止 されました。
なぜ結果は分かれたのか? 科学的考察
① DHAによる「干渉」の可能性
② プラセボ(偽薬)の違い
この二つの論点は現在も活発に議論されており、結論を出すにはさらに検証が必要です。
現時点でのコンセンサスと当院の考え
心血管疾患再発予防 には、純粋EPA製剤(イコサペント酸エチル)が有効な選択肢であるとのエビデンスが強固です。
DHA=体に悪いというわけではなく 、脳・神経・網膜機能の維持、発育期の児童への必要性など、一般的健康維持には不可欠な栄養素です。
当院では、心血管リスクの高い患者様には純粋EPA製剤の導入をご検討いただく一方、バランスの良い食事からのEPA・DHA摂取(魚介類やナッツ類)も並行して推奨します。
最後に、最適な健康管理のためには、ご自身の健康状態やリスクに応じた治療や栄養摂取を選択することが何より大切です。
当院には管理栄養士3名おりますので、栄養のこと気になる方はご相談ください。
2025年06月27日
帯状疱疹ワクチンで認知症予防!?
最新の研究でわかった「思いがけない予防効果」とは
こんにちは。
今回はちょっと意外な、でも 注目されている研究をご紹介します。
「帯状疱疹のワクチンが、認知症の予防になるかもしれない」
こんなことを聞いたら、「えっ、本当?」と驚く方も多いのではないでしょうか。でも、実際に世界的な医学雑誌『Nature(ネイチャー)』や『JAMA(ジャマ)』などに掲載された研究で、そうした可能性が本気で議論されている んです。
そもそも、帯状疱疹ってなに?
帯状疱疹(たいじょうほうしん)は、子どものころにかかった「水ぼうそう」のウイルスが、大人になってから体の中で再び活動を始めて起こる病気です。
ピリピリとした痛みや赤いブツブツが皮ふに出て、痛みが長引くこともあります。特に50歳以上で多くなります。
このウイルス、実は神経にもダメージを与える ことがあるんです。そこから「もしかすると、脳にも悪影響を与えて認知症のリスクを高めるのでは?」と考えられてきました。
Nature (2025年4月公開): ウェールズにおける帯状疱疹ワクチン接種の「自然実験」研究
これは生ワクチン(Zostavax)での研究 : Nature volume 641 , pages 438–446 (2025 )
イギリスのウェールズという地域で行われた研究では、帯状疱疹ワクチンを受けた人と受けていない人を比べて、7年間で認知症になる人の数を調べました 。
その結果、ワクチンを受けた人では、認知症になる人が20%も少なかった んです!
この研究はとてもよく設計されていて、ワクチンを打った人がたまたま健康意識が高いから、という理由では説明できないように工夫されています。
では最近人気の組み換えワクチン(シングリックス)はどうなのでしょう?
新しいワクチン組み換え型ワクチン「Shingrix」でも効果が!?
こちらを参考 :Nature Medicine volume 30 , pages 2777–2781 (2024 )
生ワクチンは米国では2017年以降使用されなくなってます。(日本では二つから選べます。)
もともとは「生ワクチン(Zostavax)」でこのような結果が出ていたのですが、今はより効果の高い**組換え型ワクチン「Shingrix(シングリックス)」**が主流となっています。
アメリカで行われた大規模研究(Nature Medicine, 2024年)では、Shingrixを接種した人は、生ワクチンを接種した人よりもさらに長く認知症にならずに過ごせる ことが示されました。
具体的には、
このように、帯状疱疹そのものをしっかり防げるワクチンほど、認知症のリスクも下げられるかもしれない という流れが見えてきました。
どうしてワクチンが認知症に効くの?
詳しい仕組みはまだ研究中 ですが、考えられている理由としては…
ウイルスが再び暴れないようにして、脳へのダメージを防ぐ
体の中の“炎症”をおさえることで、脳の老化を防ぐ
ワクチンによって免疫が整い、全体的な健康が守られる
どれか1つというより、いくつかの要因が重なっていると考えられています。
実は、運動も認知症予防になるんです。(またもや La TAKEにつなげる流れ・・・。^^。)
「ワクチンも大事だけど、もっと身近なことでできる予防法はないの?」
そんなあなたにお伝えしたいのが、運動 の力です。
適度な運動は、認知症の予防につながることがはっきりわかってきています。
特に筋力トレーニングやウォーキングなどの継続的な身体活動 は、脳と身体の健康を同時に守るカギになります。
身体活動を増やしましょう!!!
あっ! 話が脱線しました。
ワクチンを打つときの参考に
帯状疱疹ワクチンは、50歳以上の人におすすめされているワクチンです。もともとは「帯状疱疹を防ぐため」のものですが、もしかすると将来の認知症リスクを減らすという意味でも、大きな価値があるかもしれません。
ただし、「ワクチンを打てば認知症にならない!」とまでは言えません。 あくまで、「確率が下がるかも 」という段階です。
もっと知りたい方へ(参考文献)
2025年06月18日
梅雨時期の運動不足をラテイクで解消!
気分もカラダも軽やかに、夏に向けて今こそ「動く習慣」を
雨が続く梅雨の季節。外出の機会が減り、つい「今日はおうちでいいか…」となっていませんか?
でも、そんな時期こそ「動くこと」で気分も体もリフレッシュできます。
■ 梅雨にありがちな「運動不足」がもたらす影響
長く続く雨の日は、日常のちょっとした歩行すら減ってしまいがち。
その積み重ねが、体の重さや姿勢の崩れ、体型の変化につながることも少なくありません。
La TAKEでは、**全身を効率よく鍛える「鍛錬マシン」**を使って、無理なく続けられるトレーニングを行っています。
“筋肉をつける” こともできますが、どちらかというと、“使わなくなっていた筋肉を目覚めさせる” ような感覚で、運動初心者の方にも人気です。
■ 夏に向けた「ボディメイク」にも◎
この時期から始めるトレーニングは、夏服を自信を持って着こなす ための準備にもぴったり。
SNSや美容メディアでも注目されているように、筋トレにはさまざまな見た目のメリットがあります。
▶ 筋トレがもたらす美容面での利点(ネット情報・美容専門誌より):
・姿勢がよくなり、「若々しさ」がアップ
・背中・二の腕・ヒップラインが引き締まり、服がキレイに着こなせる
・代謝が上がり、痩せやすい体質に変化
・成長ホルモンやマイオカインの分泌により、肌のハリやツヤが改善
さらに、筋トレによって汗をかきやすい体に整えることで、夏に向けた「暑熱順化(しょねつじゅんか)」 の一環としても注目されています(La TAKEはTVでも取り上げられました)。
特にLa TAKEでは、姿勢改善や日常の動きやすさを意識したマシンが充実しており、無理なく続けられるのが魅力 です。
■ トレーナーからのワンポイントアドバイス
― 雨の日でもモチベーションを保つコツ ―
「今日はやめておこうかな…と思ったら、“とりあえず着替えてみる”のがおすすめです。服を着替えると、自然と気持ちも切り替わるんです」
― La TAKEトレーナー・須崎
また、「いつもより短時間でもOK」と思うと気がラクに。
完璧を目指すより、“とにかく行ってみる”の積み重ねが、習慣づくりの秘訣です。
雨の日ほど、「行ってよかった!」と思える声も多いですよ。
■ 屋内ジムだから、雨でも安心して通えます
La TAKEは、雨の日も濡れずに通える屋内ジム。
予約制なので、混み合うこともなく、自分のペースで集中してトレーニングできます。
■ まとめ:梅雨は“変わるチャンス”かもしれません
雨の季節は、気持ちもどんよりしがち。でも、体を動かすと自然と前向きな気持ちになれます。
La TAKEは、そんな「第一歩」を応援する場所。
「夏までに引き締めたい」「最近、なんとなく疲れやすい」――そんなあなたにこそ、一度体験してほしいジムです。
▶ まずは体験から、お気軽にどうぞ
▶ ご予約・お問い合わせは【こちら】
▶ Instagram でも日々の様子などを発信中!
2025年06月06日
インフルエンザワクチン4価から3価に変わるそうです。
【2025/26シーズン】インフルエンザワクチンが3価に変更されます
こんにちは、1年は早い。
もう6月ですね。例年10月にはインフルエンザワクチンが開始されます。
今シーズンは「インフルワクチンは変化の時代」 かもしれませんね
2025/26シーズン(令和7年度)より、日本のインフルエンザワクチンが従来の4価から3価へと変更されます。
この変更の背景や、新たに使用可能となったワクチンについてご紹介いたします。
なぜ4価から3価に変更されるの?
これまでのインフルエンザワクチンは、A型2株(H1N1、H3N2)とB型2系統(ビクトリア系統、山形系統)の計4株を含む4価ワクチンが使用されてきました。
しかし、近年、B型山形系統のウイルスは世界的にほとんど検出されなくなっています。 そのため、WHO(世界保健機関)は2025/26シーズンのワクチンから山形系統を除外し、3価ワクチンとすることを推奨しました。
日本の厚生労働省もこの方針に従い、3価ワクチンへの移行を決定しています。
新たに使用可能となったワクチン
フルミストは昨年から開始されていますね。当院では下記の2種類は採用するかどうか、検討中です。
フルミスト(経鼻弱毒生インフルエンザワクチン)
フルミストは、鼻にスプレーするタイプのワクチンで、2歳から18歳までの方が対象です。
注射が苦手なお子様にもおすすめです。 フルミストは、鼻の粘膜に免疫を誘導することで、インフルエンザウイルスの侵入を防ぎます。
また、効果の持続期間が約1年と、従来の注射型ワクチン(約5か月)よりも長いとされています 。
高用量インフルエンザワクチン(エフルエルダ®筋注)
エフルエルダ®は、60歳以上の方を対象とした高用量のインフルエンザワクチンです。
1株あたりの抗原量が標準用量の4倍で、免疫機能が低下している高齢者において、より強い免疫応答を誘導します。
臨床試験では、標準用量ワクチンと比較して、インフルエンザ発症率が24.2%低下し、入院や心肺イベントのリスクも低下することが示されています 。厚生労働省 +4 sanofi.co.jp +4 厚生労働省 +4 sanofi.co.jp +2 医薬通信社 +2 sanofi.co.jp +2
まとめ
2025/26シーズンから、日本のインフルエンザワクチンは3価に変更されます。
新たに、フルミスト(経鼻ワクチン)やエフルエルダ®(高用量ワクチン)など、多様なワクチンが使用可能となりました。(市からの補助などが出るかどうかは、現時点では不明です。)
ワクチンの選択は、年齢や健康状態に応じて最適なものを選ぶことが重要です。
参考資料:
2025年06月03日
データで紐解くサルコペニア予防の運動習慣―今日から始める筋トレ
今回、岡山で開催された糖尿病学会総会で紹介のあった論文を一つお知らせします。
この論文は順天堂大学医学部のサイトにも詳しく日本語で載っていますので、ぜひ後ほどご参照ください。
研究の背景と目的
日本では高齢化が進み、サルコペニア(加齢による骨格筋量や筋力の低下)は要介護リスクを高める大きな問題になっています。とくに糖尿病を持つ人は筋肉量が減りやすく、サルコペニアを合併すると健康寿命にも悪影響があります。そこで本研究では、
**思春期(中学・高校)**の運動習慣
**高齢期(65~84歳)**の運動習慣
という二つの時期の運動習慣の組み合わせが、高齢期のサルコペニアリスクにどう影響するかを調べました
対象と方法
対象集団
運動習慣の評価
思春期運動習慣 :中学・高校時代に部活動などで運動をしていたかを聞き、「していた」と答えた人を思春期運動習慣ありとしました。
高齢期運動習慣 :週2回以上、1回30分以上の運動を継続しているかを確認し、「している」と答えた人を高齢期運動習慣ありとしました。
これらの基準で対象者を以下の4つのグループに分けました。
NN群(None–None) :思春期・高齢期とも運動習慣なし
AN群(Active–None) :思春期のみ運動習慣あり、高齢期にはなし
NA群(None–Active) :思春期には運動習慣なし、高齢期のみ運動習慣あり
AA群(Active–Active) :思春期・高齢期の両方で運動習慣あり
サルコペニアの定義
統計解析
年齢・BMI・喫煙歴・教育年数・たんぱく質摂取量・糖尿病既往・循環器疾患既往・骨粗鬆症既往などを補正した多変量ロジスティック回帰分析を行い、各グループのサルコペニア・低筋肉量・低身体機能のオッズ比(OR)をNN群と比較しました。
モデル3 では年齢、BMI、喫煙歴、教育年数、たんぱく質摂取量、糖尿病、循環器疾患、骨粗鬆症を補正しています。
モデル4 ではさらに思春期から中年期(20代~50代)の運動習慣スコアを追加で補正しています
主な結果
男性(N=679)の結果
女性(N=928)の結果
モデル4(中年期の運動習慣を追加補正)でも同様の傾向
考察
思春期だけ・高齢期だけでは十分ではない
「今からでも遅くない」
女性のサルコペニア有病率の低さ
臨床への応用:糖尿病を持つ方にとっての意義
糖尿病を持つ方は筋肉量低下が起こりやすく、サルコペニアを併発すると予後不良リスクが高まります。
LaTAKEでは鍛錬マシン を用いた個別の筋力トレーニングプログラムを提供しており、高齢期からでも運動習慣を獲得・継続することでサルコペニア予防につながります。
中高時代に運動経験がなかった人でも、LaTAKEで今日から筋トレを始めることで、将来の筋肉量・筋機能の低下を抑えられるといいなと思っています。
まとめとメッセージ
「データで示されたサルコペニア予防のポイントは、生涯を通じた運動習慣の継続にある」
「思春期に運動していなかったとしても、今からでも遅くない」
「筋肉量を落とさないために、LaTAKEの筋トレを活用してみませんか?」
参考情報
本論文の詳しい日本語要約は順天堂大学医学部のサイトに掲載されています。気になる方はぜひご覧ください。
Tabata, H. ほか. Effects of exercise habits in adolescence and older age on sarcopenia risk in older adults: the Bunkyo Health Study. J Cachexia Sarcopenia Muscle 14, 1299–1311 (2023).
2025年05月31日
「暑熱順化が大事」と言われても、動けない方がいるという現実
テレビや新聞などでも「熱中症を防ぐには暑熱順化が大切」と言われるようになってきました。
確かにその通りです。体が暑さに慣れていないと、気温が急に上がった日などに体温調整がうまくいかず、熱中症に陥ってしまいます。
でも、こう思った方はいませんか?
「わかってはいるけど、そもそも動けないんだよ」
たとえば、腰が痛い、膝がつらい、肩が回らない。
動こうとするとどこかが痛むから、なるべく体を休めてしまう。
そんな毎日を過ごしていませんか?
La TAKEは、まさにその「動けない理由」と向き合う場所です。
動けない方こそ、暑熱順化が必要
熱中症で搬送される人の多くは高齢者、しかもその多くが「自宅の中」で倒れています。
外で無理な運動をした人よりも、「じっとしていた人」の方が、実はリスクが高い。
これはとても重要な事実です。
「体を動かして汗をかくこと」=暑熱順化のカギ。
けれども、それが難しいのです。
それは、動ける体を失いつつある方たち。
だからこそ、私たちは考えました。
La TAKEの暑熱順化は、「動ける体」を取り戻すことから始まる
La TAKEでは、まずその人の体の“弱い部分”を見つけます 。
動けない理由は人それぞれ。
首かもしれない、膝かもしれない、体幹の弱さかもしれない。
それを鍛錬マシンを使って見極め、筋トレでアプローチ していきます。
ただ闇雲に鍛えるのではありません。
「あなたがまた動けるようになるため」に、必要な筋肉を、鍛えます。
そして、その筋肉が使えるようになると、自然と汗が出やすくなり、暑さへの耐性も高まることを実感しています。
筋トレは、熱中症予防にもなる「第一歩」です
La TAKEでお会いする方の中には、「汗なんてもう何年もかいていない」とおっしゃる方もいます。
でも、続けていくうちに、ある日ふと「今日は汗をかいた」と驚かれる。
その時、私たちは静かに、LaTAKEの存在意義を確信しています。
動けない人にこそ、「暑熱順化」のチャンスを。
私たちは、TV取材を通じて改めて実感しました。
暑熱順化とは「体が暑さに慣れる」こと以上に、
「動けない自分から、動ける自分になる」プロセスそのもの だと。
だからこそ、La TAKEはその一歩を支えたい。
運動をあきらめかけた方にも、もう一度、自分の体と向き合ってほしい。
その想いで、クリニックと連携し、安全に、確実に、サポートを続けたいと思います。
もしTVをご覧になって、少しでも「気になる」と感じた方がいらっしゃれば、
それは「変わりたい」「なんとかしたい」という思い かもしれません。
その声に、La TAKEは静かに、でも確かに応えます。
2025年05月21日
熱中症対策(暑熱順化):体を夏に備えるメカニズムと効果的な方法
~ラテイクのトレーニングで“暑さに強い体”をつくろう~
夏が近づくにつれ、熱中症のリスクが高まります。しかし、体を少しずつ暑さに慣れさせていく「暑熱順化(しょねつじゅんか)」を意識することで、暑さに強い体をつくることが可能です。
たけのしたクリニック では、医療の立場から暑熱順化の重要性をお伝えしながら、グループ施設の**La TAKE(ラテイク)**と連携し、暑さに負けない体づくりをサポートしています。
今年も暑い夏が続きそうです。(最近春と秋が短い気がします)
暑熱順化とは?
暑熱順化とは、気温の上昇に体が適応していく生理的なプロセスです。体温調整能力が高まり、熱中症になりにくい体をつくることができます。
日本のような四季のある地域では、毎年短期的にこの暑熱順化を行う必要があります。特に冷房環境で過ごす時間が増えた現代では、意識的な取り組みが求められます。
暑熱順化に必要な変化と効果
暑熱順化によって、以下のような変化が体に起こります:
発汗機能の向上 :より早く汗をかきやすくなり、体温調整がしやすくなります。
皮膚血流の増加 :熱が外へ逃げやすくなります。
循環血液量の増加 :体全体への血流が良くなり、運動パフォーマンスもアップ。
自律神経の調整 :心拍数や体温の変化が穏やかになります。
ラテイクで行う「暑熱順化」トレーニング
暑熱順化には“軽く汗をかく程度”の身体活動が効果的とされています。そこで、**La TAKE(ラテイク)**では、以下のような暑熱順化に適したトレーニングを提供しています。
◉ 室内で安全に行える筋力トレーニング
ラテイクでは、関節への負担が少ない鍛錬マシン を活用し、高齢者や運動が苦手な方でも安心して汗をかける環境を整えています。暑熱順化の初期段階では、空調管理された屋内での運動が効果的で、安全性も高くなります。
🔸 おすすめメニュー :
・「脚上げ訓」…下肢の筋力を鍛えながら発汗を促進
・「立ち上がり訓」…背中の筋肉は意外と体の中でも大きい範囲を占めています。立ち上がる動作は実は背筋やふくらはぎ、お尻の筋肉が重要です。そんな背中側の筋肉をトレーニングし、日常生活動作の改善とともに代謝をアップ
◉ 軽い運動からスタートできるストレッチや体操
ラテイクでは、全身をほぐすストレッチポールなども 導入。室内でもじんわり汗をかける運動で、皮膚血流や自律神経の働きを整えていきましょう
実践のポイント:いつ・どのくらいやる?
ラテイクは「無理なく暑熱順化」を応援します
「外に出るのは不安」「体力に自信がない」「何から始めたらいいかわからない」
そんな方でも、ラテイクなら無理なく暑熱順化をスタートできます。
暑さに強い体をつくることは、多分今年も ながーい夏を元気に乗り切るための第一歩です。
ぜひこの春、ラテイクでのトレーニング体験 を通じて、汗をかく習慣を始めてみませんか?
La TAKE(ラテイク)はこちらから
2025年04月22日
ラテイク×リタコーヒー☕️ 3/29(土)開催!スペシャルコーヒー試飲会のお知らせ
皆さん、こんにちは!たけのしたクリニックがプロデュースする筋トレジム 「ラテイク」から、素敵なイベントのお知らせです!
**3月29日(土) に、西区豊浜にある就労継続支援B型事業所、 リタコーヒー さんとのコラボイベント、 「リタコーヒー試飲会」**を開催することになりました🎉
リタコーヒーってどんなところ?
リタコーヒーさんは、障害のある方が「普通」に働ける社会を目指して、丁寧にコーヒー豆を選別し、焙煎されているスペシャルなコーヒー屋さんです。一杯一杯にこだわりと愛情が込められているのが伝わってきます。
イベント内容
今回の試飲会では、リタコーヒーさんのこだわりのコーヒーを実際に味わえるだけでなく、コーヒー豆の選別体験や、コーヒーに関する質問コーナーもご用意しています。
コーヒー豆の選別体験 :普段なかなかできない、コーヒー豆の選別を体験できます。
こだわりのコーヒー試飲 :リタコーヒー自慢のコーヒーをじっくりと味わえます。
コーヒーに関する質問コーナー :コーヒーについて疑問に思っていることを、直接質問できます。
焙煎士さんによる豆焙煎のお話や、豆の産地、管理、焙煎方法など、普段聞けないこだわりのお話も聞けるチャンスです!
イベント詳細
コーヒーで世界を優しく
リタコーヒーさんの理念は「コーヒーを通して世界を優しい場所に」。一杯のコーヒーを通して、誰もが「普通」に仕事ができ、「普通」に生活できる社会を目指されています。そんな想いに共感し、今回のイベントを企画しました。
ぜひご参加ください!
リタコーヒーさんの美味しいコーヒーを味わいながら、心温まる時間を過ごしませんか?
お申し込み方法
お申し込みは、ラテイクに直接来られてください。 ラテイクはこちらからホームページに!!
2025年03月29日
フレイルについて・いつまでも元気でいたい!その願い、叶えませんか?
「最近、階段の上り下りがつらい…」 「ちょっと歩いただけで息切れが…」 「年のせいかな…」
そう感じていませんか? 実は、それ、年齢のせいだけではないかもしれません。
加齢とともに、私たちの身体は徐々に衰えていきます。
でも、諦めるのはまだ早いです!
適切なトレーニングを行うことで、年齢に負けない体づくりをすることができるんです。
知っていますか?フレイルという状態
「フレイル」って聞いたことありますか?
フレイルとは、健康な状態と介護が必要な状態の間の段階のこと。
年齢を重ねるとともに、体や心の活力が少しずつ低下し、疲れやすくなったり、病気にかかりやすくなったりする状態を指します。
フレイルになると、転倒や骨折のリスクが高まり、要介護状態に陥りやすくなってしまいます。
でも大丈夫!
フレイルは、予防と改善が可能な状態です。
そして、その鍵を握るのが…
筋力トレーニングなんです!
筋力トレーニングは、フレイル予防にとても効果的です。
筋肉をつけることで、 体力向上、 基礎代謝アップ、 骨粗鬆症予防、 転倒予防、 認知症予防
など、様々な効果が期待できます。
「筋トレなんて、きついのは無理…」と感じている方もいるかもしれません。
でも、ご安心ください!
たけのしたクリニックでは、高齢者の方でも安心して取り組める、ラテイクという筋力トレーニングジムをプロデュースしています。
ラテイクとは?
健康を支える新しい運動のカタチ
ラテイク(La TAKE)は、健康的な生活をサポートするための筋力トレーニング施設です。特に、日常生活の動作をスムーズにし、健康寿命を延ばすことを目的としたトレーニングに特化しています。
鍛錬マシンによる効率的なトレーニング
ラテイクでは、「鍛錬マシン」を導入し、低負荷・高精度のトレーニングを提供しています。鍛錬マシンは、関節や筋肉への負担を最小限に抑えながら、効果的な筋力強化ができるよう設計されています。そのため、高齢者や運動初心者でも無理なく取り組めます。
こんな方におすすめ!
立ち上がりや歩行のしづらさを感じている方
肩こりや腰痛を改善したい方
姿勢を整え、健康的な体を維持したい方
これから運動を始めたいけれど、何から始めればいいかわからない方
ラテイクでの取り組み
ラテイクでは、単なるジムではなく、地域の健康拠点としての役割を担っています。
個別サポート :トレーナーが、一人ひとりに合ったトレーニングを提案。
健康イベントの開催 :運動と健康に関する情報を提供し、地域の方々が気軽に参加できるイベントを実施。
フットケアやインソール作成 :足元からの健康づくりをサポート。
あなたもラテイクで新しい一歩を踏み出しませんか?
ラテイクは、ただ筋肉を鍛える場所ではなく、「健康を通じて、あなたの未来を支える」場所です。あなたの健康づくりを全力でサポートします。ぜひ一度、体験しにお越しください!
運動の効果を高めるには?
運動の効果を最大限に引き出すためには、栄養にも気を配ることが大切です。
バランスの取れた食事を心がけ、タンパク質、ビタミン、ミネラルをしっかりと摂取しましょう。
また、水分補給も忘れずに行いましょう。
参考文献
日本老年医学会. フレイル診療ガイド 2018 年版. 日本老年医学会雑誌. 2018; 55(5): 547-624.
厚生労働省. 高齢者のための健康づくりのポイント. 2023.
2025年02月21日
市民公開講座のご案内&学会で座長を務めます ~第6回 日本フットケア・足病医学会 九州・沖縄地方会 学術集会~
いつも当クリニックのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
今週末の**2月8日(土)・9日(日)**に、鹿児島県医師会館(4F ホール)で「第6回 日本フットケア・足病医学会 九州・沖縄地方会 学術集会」が開催されます。
足は、健康を維持するうえで非常に重要でありながら、日々のケアや観察がおろそかになりがちな部分です。特に糖尿病をお持ちの方は、足のトラブルが重症化しやすい傾向にあるため、早期の予防・治療の知識が欠かせません。学会を通じて得た新しい情報や実践的なノウハウを、当クリニックの診療や予防啓発に取り入れ、地域の皆さまの足元から全身の健康を支えてまいりたいと考えています。
2025年02月04日