クリニックでは、病気の治療だけでなく、病気になる前から健康を支える取り組みとして、LaTAKEとともに「筋肉道場」を開催しています。
今回は、6月27日と7月25日の2回にわたり、福岡100プラザ中央へ出張しました。
6月27日のテーマは、
「サルコペニアとフレイル」です。
フレイルとは、健康な状態と介護が必要な状態の「中間」にあたる段階です。年齢とともに筋力や体力が低下すると、外出する機会が減り、さらに体力が落ちるという悪循環につながることがあります。
一方で、フレイルは早い段階で気づき、運動や栄養、社会参加などに取り組むことで、改善が期待できる状態でもあります。
前半は、院長の竹之下から、サルコペニアやフレイルについてお話ししました。後半は、LaTAKEの須崎がフレイルチェックを行い、自宅でも続けられるトレーニングをご紹介しました。
「今の自分の体の状態を知ること」が、予防への最初の一歩です。参加された皆さまには、実際に体を動かしながら、日常生活の中で筋力を保つ大切さを体験していただきました。
7月25日のテーマは、
「認知症予防のための栄養」と「動いて笑って脳トレ講座」です。
前半は、認知症予防を考えるうえで大切な食事や栄養について、院長の竹之下がお話ししました。
後半は、LaTAKEの須崎による「動いて笑って脳トレ講座」です。体を動かしながら頭も使う運動を行い、会場の皆さまと楽しく取り組みました。
運動は、筋肉を鍛えるためだけのものではありません。動きを考えたり、周囲の人と一緒に笑ったりすることも、脳へのよい刺激になります。参加された皆さんの笑い声が印象的でした。
認知症予防は、特別なことを一度だけ行うのではなく、食事、運動、人との交流といった日々の習慣を積み重ねていくことが大切です。
今回の2回の筋肉道場では、フレイルと認知症予防という異なるテーマを取り上げました。
しかし、どちらにも共通しているのは、
「早く気づき、できることから始める」ことです。
筋力が落ちてから運動を始めるのではなく、元気なうちから体を動かす。
病気になってから食事を見直すのではなく、日頃から食べ方を意識する。
そして、家の中だけで過ごすのではなく、人と会い、話し、笑う機会を持つ。
こうした一つひとつの行動が、将来も自分らしく歩き、生活するための力になります。
筋トレはゴールではありません。買い物に行く、旅行を楽しむ、家族や友人と出かける。そんな日常を、これからも続けるための手段です。
たけのしたクリニックとLaTAKEは、これからも医療と運動をつなぎ、地域の皆さまの「歩ける未来」を支える活動を続けてまいります。