2019年2月13日
さるいてますか(歩いてますか)? 長崎弁なのでしょうか?どこの方言なのかは不明ですが、前任地でよく聞いていました。
さるく為には筋肉が必要です。
本日はサルコペニアのお話です。ご存知ですか?
最初に定義されたのはヨーロッパで「筋量と筋力の進行性かつ全身性の減少に特徴づけられる症候群で、身体機能障害、QOL(生活の質)、死のリスクを伴うもの」とされています。
簡単にいいますと、加齢に伴う骨格筋量の低下の状態です。
このサルコペニアになると、転倒・骨折の危険性が高くなります。
また、サルコペニアを合併したがん患者さんでは生存率が低下する事や、手術の死亡リスクなども高くなるといったデータもあります。
意外にいろんな病気との関連を見せるサルコペニアです。
この診断には、握力と、四肢の筋肉量の評価が必要です。
当院でも今回新しく、筋力を測る器具が入りました!!
じゃーん!!
ぱっと見、ピンクでかわいいのですが、かなり昔ながらの握力計(私の中学時代の体力測定はこれでした・・・。)
最近、ちょきん(貯金ではなく、貯筋)が大事と言われます。
お金も大事なのですが、筋肉も大切に!!