~ラテイクのトレーニングで“暑さに強い体”をつくろう~
夏が近づくにつれ、熱中症のリスクが高まります。しかし、体を少しずつ暑さに慣れさせていく「暑熱順化(しょねつじゅんか)」を意識することで、暑さに強い体をつくることが可能です。
たけのしたクリニックでは、医療の立場から暑熱順化の重要性をお伝えしながら、グループ施設の**La TAKE(ラテイク)**と連携し、暑さに負けない体づくりをサポートしています。
今年も暑い夏が続きそうです。(最近春と秋が短い気がします)
暑熱順化とは、気温の上昇に体が適応していく生理的なプロセスです。体温調整能力が高まり、熱中症になりにくい体をつくることができます。
日本のような四季のある地域では、毎年短期的にこの暑熱順化を行う必要があります。特に冷房環境で過ごす時間が増えた現代では、意識的な取り組みが求められます。
暑熱順化によって、以下のような変化が体に起こります:
発汗機能の向上:より早く汗をかきやすくなり、体温調整がしやすくなります。
皮膚血流の増加:熱が外へ逃げやすくなります。
循環血液量の増加:体全体への血流が良くなり、運動パフォーマンスもアップ。
自律神経の調整:心拍数や体温の変化が穏やかになります。
暑熱順化には“軽く汗をかく程度”の身体活動が効果的とされています。そこで、**La TAKE(ラテイク)**では、以下のような暑熱順化に適したトレーニングを提供しています。
ラテイクでは、関節への負担が少ない鍛錬マシンを活用し、高齢者や運動が苦手な方でも安心して汗をかける環境を整えています。暑熱順化の初期段階では、空調管理された屋内での運動が効果的で、安全性も高くなります。
🔸 おすすめメニュー:
・「脚上げ訓」…下肢の筋力を鍛えながら発汗を促進
・「立ち上がり訓」…背中の筋肉は意外と体の中でも大きい範囲を占めています。立ち上がる動作は実は背筋やふくらはぎ、お尻の筋肉が重要です。そんな背中側の筋肉をトレーニングし、日常生活動作の改善とともに代謝をアップ
ラテイクでは、全身をほぐすストレッチポールなども導入。室内でもじんわり汗をかける運動で、皮膚血流や自律神経の働きを整えていきましょう
期間:2週間の継続が理想(週5〜6回、1回30分程度)
時期:5月初旬〜梅雨入り前がベスト
環境:初めは室内(ラテイクなど)で、慣れてきたら屋外活動も可
「外に出るのは不安」「体力に自信がない」「何から始めたらいいかわからない」
そんな方でも、ラテイクなら無理なく暑熱順化をスタートできます。
暑さに強い体をつくることは、多分今年も ながーい夏を元気に乗り切るための第一歩です。
ぜひこの春、ラテイクでのトレーニング体験を通じて、汗をかく習慣を始めてみませんか?